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系図という名のラビリンス

桑折系図ですが、政長さんは左馬の伯父というのが思い込みじゃなくて良かった…変な汗が体中からでてました…。郷土史の論文で桑折家年齢差の矛盾を指摘しているものがあったので、それを読んで頭の中を整理してます。
政長さんは伯父より従兄弟のほうが年齢的に無理がないんですが、政長さん以外の兄弟のことを把握できていないのでなんとも言えない…。とりあえず左馬祖父のことから調べなければなにもできないのかなぁ。うがー。

桑折景長(1506)?
 |-桑折宗長(1511)?(1532)?
   |-政長(1556)?
   |-原田宗政
   |-山嶺源市郎
   |  |_虎駒(1565)?
   |_弁慶(1582)?
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系図メモ

ちょっと整理するためにここにメモさせていただきます;

【仙台桑折家版】
●桑折景長の子供たち●
男/桑折宗長…桑折政長(孫兵衛と同い年)
男/原田大蔵
男/山岸源市郎…同左馬助
男/国分源蔵…国分源蔵
男/弁慶(末っ子)
婿/飯坂右近太夫…桑折治部太夫室・飯坂御前
婿/白石若狭
婿/中野大膳…中野助右衛門・長谷伊予

【海田桑折家版】
●桑折景長の子供たち●
女/石母田光頼妻…石母田景頼
男/桑折四郎宗貞(伊達植宗六男)
男/桑折播磨守宗長…桑折政長(母は柴田定朝女)・原田宗資・石母田景頼妻
男/原田大蔵…(原田宗時)
男/山岸源市郎安長…原田宗時
男/国分民部重定…国分宮内重信
女/中村伊予時信妻
男/桑折左馬允宗利…桑折右馬允長則
男/桑折豊後(綱長)…桑折豊長
女/飯坂右近宗康妻…桑折政長妻・飯坂御前
女/白石若狭宗実室…伊達宗直
女/大町参河頼貞妻…大町頼衡
女/中野大膳妻…中野助右衛門・長谷伊予
(※1808年作 仙台・宇和島・伊達族譜がもと。)

それから、原田休雪さんて系図のどこにも出てこないけど一体誰なんだろう、左馬父=休雪でいいかな?でも山岸だしなー…と唸ってましたが、相馬家臣団を調べ ていたら『堀田大膳の息子が泉家の後嗣になったから大膳は後見人になって「泉大膳胤秋」と称した』とあったので、じゃあ休雪さんもそんな感じで良いかなと 強引な結論を出しました。

典厩宗時!

下の記事の"加藤清正試し斬り"を読み直していたら、清正さんが左馬のことを「てんきう」と呼んでいたので気になってググりました。

左馬頭・右馬頭(従五位下)の唐での名称のこと。

唐名!?な、なんですかそれは…ひどく萌える呼び方!("左馬助"も同様の唐名みたいです)
釜山海評定ではそっけない態度だった清正さんにこう呼んでもらえたということは、清正さんの中で左馬は脱モブしたんだろうと勝手に推測!そして勝手に興奮!
この言行録では左馬のことを浅野弾正さんは「左馬殿」清正さんは「典厩」と呼んでいるんですね。うわーい妄想の糧。

左馬と清正


政宗言行録木村覚書からですが、文禄の役・釜山海評定の後日浜辺で試し斬りをする清正さんのエピソード。

政宗の刀で試してみようと清 正さんに提案され、伊達家の威信に関わる試し斬りが行われるのですが、興味津々で清正さんを取り囲む人垣をかきわけて清正さんの左に畏まる左馬がとても好 きです。こういう時の左馬は一点しか見えていなかったりするととても良いと思います…もう目線の先の清正さんしか見えてなくて、体が勝手に人を押しのけて いる感じで。神輿見物に行って気がつけば神輿の担ぎ手になっている、そんなイメージの原田家17代目当主。

試し斬り後、左馬が清正さんから刀を受け取る場面は釜山海でのゴタゴタが嘘のような和やかムードで清正様の名将ぶりに心を鷲掴みにされました。いやしかしそれ以上に清正様から左馬に刀が渡されるという構図そのものが素敵過ぎる…ひいぃ。

富沢と原田家


『宮城県の地名』という本をパラパラめくっていたら、柴田町富沢が載っていました。左馬の奥方様のお墓が建っている常光寺がある場所です。

元文2年(1737)の検地帳で、名請人のなかに原田氏家中や足軽、山伏龍蔵院の名前があるらしいです。
寛文事件後、帰農した家臣たちの一部は富沢で暮らしていたということでしょうか。東陽寺で宗輔の法事に元家臣が集まっていたから、なんとなく皆登米に移ったのかななんて思い込んでたので、まだまだ未知の領域・寛文事件のことをちょっとだけでも知れて良かったです。

あと山伏龍蔵院について。
こっ、この名前、原田城の祠で祭られていたという龍蔵権現と名前が共通しているのって、偶然なんでしょうか??

いつも疑問ばかりが残る…orz

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